暗号資産「Chainlink」が人気上昇中?今後の将来性は?

暗号資産というと、Bitcoin、Ethereumが知名度も高く、実際に投資している方も多いのではないでしょうか?

暗号資産の最新ニュースを配信するcoindeskによると、2020年、暗号資産「Chainlink(チェーンリンク)」が個人の投資家から高い評価を受けているそうです。

Linkという言葉が入っているのでLINEが提供する暗号資産LINK( LN)と混同してしまう人が多いそうですが、全くの別物です!注意してくださいね!

今回は、人気急上昇中のChainlinkについて詳しく説明していきたいと思います。

是非最後までチェックしてみてください!

Chainlinkの注目度とこれまでの価格変動

まず、どれだけChainlinkが日本でも注目を浴びているのか、そして近年のChainlink(LINK/JPY)の価格変動から需要分析をしていきたいと思います。

下の図は、Google Trends Chainlinkの人気度の動向のグラフです。

Source: Google trends

グラフを見てみると、7月には人気度の動向が100に達し、前月から比較しても人気度は倍増していることがグラフから分かります。

また、11月にも100に近い数字を記録しており、確かに注目度が高いことが分かりますね!

 

次にChainlink(LINK/JPY)のチャートを見てみましょう。

過去三ヶ月(2020/09/18~12/17)のChainlink(LINK/JPY)のチャート

Source: coingecko https://www.coingecko.com/ja/%E3%82%B3%E3%82%A4%E3%83%B3/%E3%83%81%E3%82%A7%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%AF/jpy

 

過去1年(2019/12/18~2020/12/17)のChainlink(LINK/JPY)のチャート

Source: coingecko https://www.coingecko.com/ja/%E3%82%B3%E3%82%A4%E3%83%B3/%E3%83%81%E3%82%A7%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%AF/jpy

 

リンクの価格(Chainlinkネットワークのサービスの支払いに使用されるERC-20トークン)は12月17日現在1,378円を記録しています。

8月16日に2,0 57円に最高値を記録したのち、10月にかけて価格は下落していましたがまた12月にかけてまた価格が右肩上がりになってきています。

 

一年間の推移グラフを見てみると、この一年で著しく価格が上昇していることが確認できると思います。

2019/12/19には205円でしたが、3月末までには二倍になり、増減はありましたが、一年で670%も高騰しました。

 

このチャートを見ても分かるとおり、Chainlinkは価格上昇も続き、時価総額ランキングでもビットコインキャッシュを抜いて5位にランクインするくらい注目度が高まっています。

#Chainlinkの概要

Chainlinkとは、SmartContract社によって開発され、2017年に公開された、ミドルウェアの役割を果たすプラットフォームです。総発行枚数は1,000,000,000 LINKとなっています。

 

Chainlinkはこれまで、独自の分散型ネットワークを駆使し、様々な企業やプロジェクトと提携してきました。

例えば、アメリカのコロラド州が運営する宝くじColorado Lottery(コロラド・ロッタリー)や、Plasm Network(プラズムネットワーク)を開発する日本の会社ステイクテクノロジーズ株式会社(Stake Technologies)、ブロックチェーン・スケーラビリティプラットフォームを提供するMatic Network(マティックネットワーク)との提携も話題になっていましたね。

技術活用によりChainlinkの需要が高まり、価格・時価総額ともに躍進した今年は、暗号資産・ブロックチェーンなどの金融商品の格付けを行うアメリカのWeiss Ratings(ワイス・レーティングス)から非常に高い評価を獲得しました。

「Chainlinkが今後の暗号資産の革命の中心的存在となると言っても過言ではない」とまでコメントされています。

今後もChainlinkには目が離せませんよね!

では、Chainlinkはどのような特徴があるのか詳しく解説していきたいと思います。

#Chainlinkの特徴

Chainlinkの単位をLINK(リンク)と言います。

公開日は2017年6月27日でビットコインイーサリアムと比べるとまだまだ歴史は浅いように感じます。

しかし、このChainlinkは異なるブロックチェーン同士の結びつけを可能にしたり、API・銀行・Paypal・VISAなどのオフチェーン上の現物資産ともブロックチェーンを繋ぐことが出来る画期的な暗号資産です。

Chainlinkの強みとしては、従来のスマートコントラクトの弱点であった”現物資産との結びつけ”を可能にしたことです。Chainlinkのおかげでデジタル資産だけでなく現物資産もブロックチェーン上で管理ができるようなりました。

その応用範囲は多岐にわたり金融システムだけでなく、データバンクや企業のバックエンドシステム、マーケットデータなど様々で金融業界以外でも今注目を浴びています。

そんなChainlinkの特徴としては以下のようなものがあります。

特徴① 外部のデータとブロックチェーンの接続を可能とするミドルウェア

ミドルウェアとは、ソフトウェアとハードウェアの仲介し処理するものです。Chainlinkは異なるブロックチェーン、dAppをつなぐことを可能とし、スマートコントラクト(自動契約)とブロックチェーン以外の情報であるオフチェーンのデータを仲介して両者を結びつけることもできます。

スマートコントラクトが外部のデータへアクセス・仲介することができれば、市場での出来事やIoTのデータを活用し様々なことに応用できるようになります。

特徴② 現物資産との結びつけ

今までスマートコントラクトは、外部の現物資産と結びつけが難しいとされてきました。

しかし、Chainlinkの「ミドルウェア」としての役割を利用することで、異なるブロックチェーンはもちろん、外部のWEBアプリケーション、Paypal、VISA、銀行口座などの「決済」、「金融システム」、「市場データ」といった現物資産とも結びつけることが可能となり汎用性が高まりました。

Chainlinkでつなげた現物資産は、ブロックチェーン上で管理を行うことができるので資産管理方法にも今後影響を与えそうですね。

特徴③ SWIFT(国際銀行間通信協会)との連携

最近SWIFTという言葉をよく目にする機会が増えました。SWIFT(国際銀行間金融通信協会)とは世界各国の金融機関同士のあらゆる金融メッセージ・クラウドサービスを提供している機関のことです。世界のあらゆる国際機関がSWIFTを通して実現されています。

2016年に開催されたSWIFT主催の「Sibos(サイボス)」と呼ばれる金融機関関係者が集う国際会議を機に契約を結び、合同で行ったChainlinkを使用したPoC(概念実証)を発表し成功を収めました。

Chainlinkの技術がSWIFTの決済システムに組み込まれることにより、更なるユースケース拡大がされ暗号資産だけではなく経済の活性化へとつながることでしょう。

#Chainlinkの仕組み

ユーザーと外部データソース間のコミュニケーションを容易にするために、Chainlinkでは実行プロセスを3つの異なるステップに分けられています。

オラクルのセレクション

まず、Chainlink のユーザーは、希望するデータ要件のセットを指定する SLA(サービス水準合意)を起草します。次にソフトウェアは SLA を使用して、データを提供できるオラクルとユーザーをマッチングさせます。

パラメータが設定されると、ユーザーはSLAを提出し、オラクルからの売値を受け入れるオーダーマッチング・コントラクト(オラクルからデータを収集し、それらを必要とするスマートコントラクトに最も正確な結果をマッチングさせる)でLINKを預金します。

データレポート

オラクルが外部ソースと接続し、SLAで要求されたデータを取得します。

そしてデータはオラクルによって処理され、Chainlinkのブロックチェーン上で実行されているコントラクトに戻されます。

結果のアグリゲーション

最後のステップでは、オラクルが収集したデータの結果をアグリゲート(集計)し、アグリゲーション・コントラクトに戻します。

アグリゲーション・コントラクト(スマートコントラクトのSLAと最高の売値のオラクルをマッチングさせます。)は、そのレスポンスを受け取り、それぞれの妥当性を評価し、受信したすべてのデータの合計を使用して重み付けされたスコアをユーザーに返します。

#Chainlink(チェーンリンク)の今後の展望

Chainlinkがスマートコントラクトを活用し、現物資産とも結びつけができる暗号資産として今後も色々なプロジェクトか画策されそうですね。

また、スマートコントラクトを導入し、開発を行う上で外部のデータや情報を活用することは今後必要不可欠になってくるのではないでしょうか。その中で、Chainlinkの持つ特徴は非常に強みになってくると思います。

また、既に連携している「SWIFT」「Harmony」「Matic Network」など様々な分野での利用がされていることからも今後の需要が高まっていくのではないでしょうか。

ブロックチェーンアプリケーションの実用化が進んでいる今の暗号資産業界、スマートコントラクトで使用するアプリケーションの資産価値がどのようなペースで拡大していくのか、しっかり見極めるのが投資する際のポイントになってくるのではないでしょうか。

#まとめ

いかがだったでしょうか。

ChainlinkはSmartContract社によって開発されミドルウェアの役割を担うプラットフォームであるということが分かりましたね。

個人投資家の注目度も高いですが、企業が連携した事例も多くあるので今後も様々なプロジェクトが出てくることでしょう。

今後もChainlinkの需要が高まることにより、価格にも大きく影響してくることでしょう。目が離せませんね!

暗号資産ジャーナルでは他の暗号資産の詳しい解説も多数掲載しています。気になった方はぜひ他の記事もチェックしてみてください。

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