dapps

ビットコインやイーサリアムに興味のある方なら目にすることのあるこの”DApps”という言葉。Dappsという言葉だけでは何を意味するのかさっぱり分かりませんよね。今回は、初心者向けにDAppsの簡単な説明をしていきたいと思います。

DAppsの意味とは

まずはDAppsという言葉の意味を見てきましょう。

DAppsとは”Decentralized Application(分散型アプリケーション)”の略です。分散型というところが重要で、つまりは中央管理者が存在せず、不特定多数の人々の行動が結果的に全体のシステム機能につながるという自律的なアプリケーションを指します。

ビットコインイーサリアムはそれらの特徴を満たしているためDAppsの一種ととらえることが可能です。

通常、アプリには中央管理者が存在します。我々が日常的に使っているFacebook、LINE、Google、YouTubeなども企業が運営しているDAppsとは真逆の“Centralized Application(中央集権型アプリケーション)”です。

従来とは全く別の仕組みでアプリを動かすことができるからこそ、DAppsは今注目を集めているのです。

DAppsのメリット

では、DAppsのメリットはどのようなものがあげられるのでしょうか?

代表的な3つを紹介いたします。

単一障害点がない

単一障害点とは、その一点が働かないと、システム全体が機能しない状態に陥ってしまうような箇所のことを言います。DAppsはブロックチェーン技術を利用しているため、中央管理者が存在せず、その代わりに不特定多数のノードがデータを共有し管理しています。つまり、一部のノードに問題が発生し停止に陥っても、システム全体には影響を及ぼさないため、システム管理において大きなメリットといえるのです。

柔軟なアップデートが可能

中央集権型アプリケーションでは、管理者の都合によりアップデートや仕様の変更が行われることもしばしばです。しかしDAppsにおいてはユーザー自身が相談しあって、使いやすいようにアップデートをしていくことが可能になります。これにより、よりユーザー視点のアプリにすることができます。

セキュリティが高まる

非中央集権であることから、ハッキングリスクが非常に低く、またブロックチェーンの特性によりデータを改ざんされる可能性も低いため、セキュリティが高まることがメリットです。

DAppsの課題

このように大きなメリットを持つDAppsですが、更なる改善に向けいくつかの課題があるので紹介します。

スケーラビリティ問題

ブロックチェーンを利用するうえでの問題といえば、スケーラビリティ問題です。アプリのデータ量が増加するにしたがってトランザクションが増加し、トランザクションが遅延する可能性をはらんでいます。スケーラビリティ問題に関してはほかの記事で詳しく解説しておりますので、ご覧ください。

利用手数料の増加

トランザクションが増加すると、DAppsの利用手数料が増加する可能性があります。

DAppsの活用例

仮想通貨

先ほども言ったようにビットコインやイーサリアムなどはDAppsの一種です。

分散型取引所

通常、仮想通貨取引所は管理者が存在する中央集権的な取引所ですが、世界ではDAppsを利用した分散型の取引所が増えてきています。ハッキングリスクが下がるというメリットは、取引所にとっては非常に大きなアドバンテージになるためこれからの活躍が期待されます。

ゲーム

DAppsといえば、やはりゲームです。ゲーム内で独自のトークンをやりとりしており、そのような特徴もDAppsならではということができます。また、イーサリアムのブロックチェーンを利用しているDAppsがほとんどのため、それらのトークンはイーサリアムとの互換性があることが多く、魅力的な特徴となっています。

DAppsまとめ

ブロックチェーンという最先端技術を利用したDAppsは、これからの未来に欠かせないテクノロジーとなることでしょう。仮想通貨の将来さえ左右するこのテクノロジーの動向は注視している必要があるでしょう。