
暗号資産(仮想通貨)での取引には興味がある!
けれど、いきなり実際の取引をするのは不安だし、まずは練習してみたい!
そんな風に思われた方が多くいらっしゃるではないでしょうか?
そんな方にオススメなのは、まずはデモトレードで雰囲気を味わってみることです!
他のFXや株取引と同様、暗号資産(仮想通貨)にもデモトレードがあるのです。
そこで今回は、デモトレードの始め方やメリット・デメリットに関してお伝えします。
目次
暗号資産(仮想通貨)のデモトレードとは?
そもそも、暗号資産(仮想通貨)のデモトレードがどんなものなのでしょうか?
他のデモトレードと同様、自己資金を使わずにバーチャルマネーで実際のチャートを見ながらリアルタイムで暗号資産(仮想通貨)の取引練習ができるサービスです。
暗号資産(仮想通貨)のデモトレードは、暗号資産(仮想通貨)取引所や暗号資産(仮想通貨)関連企業でサービスを提供しています。
暗号資産(仮想通貨)のデモトレードのメリット
実際に暗号資産(仮想通貨)の取引を行う前にデモトレードをしておいたほうがいい理由がこちらです。
取引の流れや雰囲気が理解できる
まずは、暗号資産(仮想通貨)の取引の雰囲気を味わえるという点です。
デモトレードを利用しているうちに、ある程度チャートの動きや相場の雰囲気を感じられるようになります。
「デモ」という言葉がついていますが、チャートの動き自体は実際のチャートの動きが反映されています。
取引において何に注目すべきかわからず、不安が大きい方にはまずデモトレードを行っていただきたいですね。
デモトレードで流れや取引方法を覚えることで自分に合った資産運用の方法なのかをみわけ、不安をなくすことで始めることへの不安がなくせます。
取引の操作に慣れる
次に、取引の操作方法に慣れることができるという点でおすすめです。
取引の操作や仕組みに慣れておくことは、非常に重要なことです。
例えばデモトレードにおいてとんでもないミスをしてしまい、多額の損失が出てしまった場合でも、あくまでも「デモ」なので、自己資金に影響が出る心配は全くありません。
デモトレードを経験することで、自分に合ったペースで取引を学ぶことができます。
ミスをしてしまってもロスがない
はじめたてのトレードにおいては何が起こってもおかしくありません。
分析ミスからくるロスや、思わぬチャートの動きによるハプニングはよくあることです。
デモトレードは無料で体験できるサービスなので、大きな損失が発生しても自己資金を失う心配は全くありません。
「はじめたての投資資金をなくす覚悟で挑むのはさすがに厳しい」と感じる方のためのサービスでもあるのです。
ミスによるロスだけでなく、「この戦略で成功するのか」といった実験にも気軽に利用することができるサービスですね。
取引所の雰囲気を体験できる
学校を選ぶ際に、校風を知るためにキャンパス見学をなさった方は多いのではないでしょうか?
誰しも、なにも知らない状態でサービスを利用するのはかなりのリスクがありますよね。
サービス内容を読むだけではわかりにくいことも多くあるかと思います。
暗号資産(仮想通貨)取引所がデモトレードのサービスを提供している場合は、その暗号資産(仮想通貨)取引所が実際の取引でも同じサービスを提供していることになります。
実際の取引の際に、こだわることは日知それぞれかもしれませんが、取引サービスの品質や画面の見やすさはより良い取引のために重要な要素の一つです。
デモトレードもすべての取引所や企業が同じサービスを提供しているわけではないので、いくつかの取引所や企業のサービスを試してみて、自分に合った雰囲気のサービスを実際のとりひきで利用してみることがおすすめです。
暗号資産(仮想通貨)のデモトレードの注意点(デメリット)
次に、暗号資産(仮想通貨)のデモトレードを行う上で注意すべき点を紹介していきます。
本番ほど緊張感はない
デモトレードと実際の取引の最大の違いは、実際のお金の取引があるかどうかです。
デモトレードの場合は実際のお金に関係しない取引を模擬的に経験しているので、緊張感はあまりありません。
あくまでも練習という位置づけですので、損失もすべてバーチャルなものです。
実際の損失がないとなれば、それに伴って緊張もあまりしません。
緊張のない状態での取引は、売買のタイミングや分析が甘くなり、取引の能力の上達はあまり見込めないでしょう。
デモトレードはあくまでも練習であることを心にとめておきましょう。
実力と直結しているわけではない
暗号資産(仮想通貨)のデモトレードでの実力と実際の取引での実力は残念ながら直結していません。
デモトレードでたくさんの利益を出したり、高い勝率を出したりしていても、実際の取引では同じ結果が発揮できるとは限りません。
これは、デモトレードを行う際、損失を出した場合に自己資金を失うという経験をしておらず、損切や利益確定などを判断する経験が十分にできないからです。
デモトレードで勝率を上げることができた場合にも、実際の取引とはかなり違う環境でトレードをしたからこそ出た結果だということを理解しましょう。
資金管理能力は上がらない
暗号資産(仮想通貨)のデモトレードでは、資金管理スキルを上達させることはできません。
「資金管理スキル」を学ぶ上で考えなければならない項目は以下のようなものです。
- 自己資金からいくら取引に使うのか
- 自己資金を何割失ったら取引をやめるか
- 一回の許容損失額の想定
- 自己資金に対して一回で得られる利益の上限額の想定
- ウォレット管理能力
資金管理能力は、自己資金を投じて実際にトレードを行うことでこそ培われます。
デモトレードでは、実際の利益もなければロスもないので、資金管理に関するスキルや知識を学ぶ機会がないのです。
そのため、デモトレードでは操作方法や場の流れに慣れ、理解できた段階で実際の取引に移行するのがおすすめです。
このように、デモトレードを長く行いすぎると、そこでの自分の能力を過信してしまい、実際の取引の際のトラブルや精神的なストレスにつながってしまう可能性があります。
デモトレードをあくまでも練習であると認識し、引き際をしっかりと考えておくkとが大切です。
また、デモトレードの際に必ず行っておきたいのが、取引したいトークンがあるかの確認です。
暗号資産(仮想通貨)デモトレードのサービスを行っている取引所や企業ごとにも、取り扱っているトークンの種類に違いが出てきます。
デモトレードを行う前にも、自分が取引したいトークンがどれなのかを詳しく調べて把握しておきましょう。
暗号資産(仮想通貨)のデモトレードにオススメのサービスは
ここでは、デモトレードを行う際にオススメの取引所やサービスを3つ紹介していきます。
Bybit
暗号資産(仮想通貨)のデモトレードの紹介でよくオススメのサービスとして登場するのが「BitMEX」のテストネットです。
しかし、残念なことに、BitMEXは今年(2020年)の4月に、金商法の改正にあたり、日本でのサービス提供と中止することを発表しました。
そこで、利用者が増えているのがBybitのデモトレードサービスです。
Bybitのテストネットでは、暗号資産(仮想通貨)のレバレッジ取引を体験することができます。
取り扱い通貨はBTC、ETH、EOS、XRPです。
実際の取引画面とほぼ同じ画面でデモトレードを行えるので、取引所の雰囲気を知る上でもかなりいい練習になります。
テストネットと実際の口座は別々の登録が必要なので、混ざって困惑することもありません。

Bybitの登録方法はこちら
ぴたコイン
「ビットコイン・仮想通貨が貯まるーぴたコイン」は、ビットコインのデモトレードが簡単にできるアプリです。
スマホアプリを使って簡単にデモトレードができるので、初心者にはうってつけです。
また、少量ですが、ぴたコインを利用していると、ビットコインがもらえる嬉しい特典もあります。
まず、翌日朝7時のビットコインの価格が上がるか下がるかを予想し、ボタンで予想を入力します。
価格が下がると予想する場合は「売」、上がると予想する場合は「買」のボタンを押します。
予想が当たるごとにぴたコインアプリ内のポイントがもらえ、連続正解すればボーナスももらえます。
このアプリを使えば、上がるか下がるかの予想の練習が気軽に楽しみながらできますね。
こちらのアプリは完全に初心者向けのアプリなので、テクニカル分析などができないのが難点ですが、特典がもらえるかもらえないかの緊張感は味わえそうです。
Crypto GT
続いて紹介するのはCrypto GTです。
こちらも実際の画面に非常に似た形式でデモトレードができるのが売りです。
高いレバレッジを体験でき、有名な「Meta Trader5」も体験することができます。
スマホで使用する際には、Crypto GTを登録したあと、Meta Traderをインストールする必要があります。
すこし設定が複雑ではありますが、Meta Traderは世界的にも利用されているトレードツールなので、慣れておけば実際のトレードもスムーズに始められます。
まとめ
暗号資産(仮想通貨)でのデモトレードについて少し理解していただけたでしょうか?
デモトレードで練習してフォームで慣れれば、実際の取引の際の操作もスムーズに行えそうですね。
実際のトレードの際にオススメの取引所の情報はこちらに掲載しています。
登録方法や利用方法まで記載しているので、気になったらチェックしてみてください。
暗号資産ジャーナルでは、実際のトレードにまつわるお役立ち記事を日々更新しています。
また、ブログ形式でのデモトレード体験レポも近日掲載予定なので、ぜひ他の記事もチェックしてみてくださいね!