
Libra を Diemへ名称を改変?
米時間12月1日管理団体のLibra協会はプレスリリースで、Facebookの独自開発中の暗号資産(仮想通貨)である「Libra」を「Diem」へ改称したことを発表しました。
Diemはラテン語で「day(日)」を意味しており、Diem協会責任者Stuart Levey氏によると、この新名称は「プロジェクトの成熟度と独立性の高まり」を反映しているそうです。
また、Financial Timesによると、Diemのプロジェクトは2021年1月に暗号資産(仮想通貨)を発行する可能性があると報じています。
Libraの金融サービスを提供する予定の新会社「Calibra」も、2020年5月に「Novi」へ改称する動きがみられました。
Calibraは、これまで各国当局から「(Libraの発行が)金融対策に悪影響を及ぼす懸念を見せている」とプレッシャーを受け、開始時期の延期を余儀なくされています。
これらの名称変更の明確な真意は発表されていませんが、これらの混乱を招くイメージを払拭するために行ったのではないかと推測されています。
それだけに、2021年リリースの噂も、当初の計画から縮小した形で限定的に行われる可能性が各メディアでうたわれています。
名称が変わった「Novi社」と、暗号資産(仮想通貨)「Diem」の今後の動きに必見です。