暗号資産Dogecoin(ドージコイン)ってどんな通貨?最近注目されているワケとは?

“Dogecoin”(ドージコイン)という暗号資産(仮想通貨)をご存じですか?

アメリカの暗号資産(仮想通貨)界隈では有名なトークンなのだそうですが、日本ではあまり知られていませんよね。

そのドージコインが、最近あることから注目されています。

今回は「Dogecoin」というのが一体どういうトークンなのか、その利用方法人気の秘密についてお伝えしていこうと思います。

Dogecoin(ドージコイン)とは?

Dogecoin(ドージコイン)とは、柴犬の似顔絵をモチーフにしたロゴが特徴的な暗号資産(仮想通貨)のことです。

インターネット・ミームの「Doge」という柴犬の画像がもととなり、2013年12月に「ジョーク通貨」として導入され、Dogecoin専用のオンラインコミュニティによる発展により2014年1月には時価総額6000万ドルを達成しました。

ちなみにこのインターネット・ミームというのは、インターネットを通じて画像や動画、GIFなどが広がるコンセプトメディアのことです。

もともとビットコインを模して作られた暗号資産(仮想通貨)なのですが、2021年2月1日時点で暗号資産(仮想通貨)の時価総額ランキングで12位の人気トークンなのです。

参考:暗号資産(仮想通貨)リアルタイムレート・時価総額情報(https://cc.minkabu.jp/pair) 

Dogecoinの特徴

ここではDogecoinの特徴を4つ紹介します。

最も古いアルトコインの一つ?

前セクションでも紹介した通り、Dogecoinは2013年に作られており、暗号資産(仮想通貨)の歴史の中でも最も古いアルトコインの一つです。

世界最古で元祖の暗号資産(仮想通貨)がビットコインで、2009年に作られているので、ジョークコインがこれほど早い段階で作成されているのは少し驚かれるかもしれません。

ビットコインを真似て作られている

Dogecoinは、ポートランドのプログラマー、ビリー・マーカス氏によって作成された暗号資産(仮想通貨)です。

作成の背景には、マーカス氏の「ビットコインよりも幅広い層にリーチできるおもしろい暗号資産を作りたい」という思いがあったそうです。

その後、シドニーのアドビシステムズのマーケティング部門にいたジャクソン・パルマ―氏がdogecoin.comのドメインを購入し、マーカス氏とともに開発を重ね、2013年に正式にサービスを開始しました。

そんなDogecoinネタコインとして知られていますが、ビットコインのシステムを模して作られているので、機能はビットコインとほとんど同じです。

発行枚数無制限

先ほどの項目でDogecoinがビットコインを真似て作られたことを説明しましたが、ビットコインと大きく異なる点が、発行枚数が無制限であるという点です。

この発行枚数の関係で大きく変わるのが価格変動です。

価格変動は需要と供給のバランスの変化によって生じますが、Dogecoinは発行上限がないので、需要と供給のバランスが保ちやすいのです。

そのため、価格変動が少なく、比較的にリスクも低いと考えることができます。

少額決済や寄付、チップに利用できる

Dogecoinは、送金速度が約1分とかなり速く、1DOGEあたりの価格も非常に低いのが特徴です。

さらに、決済手数料も安価です。

そのため、少額の決済や寄付、チップとして便利であるとされています。

このような少額決済での活用を「マイクロペイメント」と呼びます。

この活用方法がDogecoinの知名度を飛躍的に上げる出来事に一役買ったのですが、その出来事については、またのちほど説明します。

イーロン・マスク氏も賞賛!?Dogecoinはなぜ人気に?

ここまでで、Dogecoinの歴史や特徴についてお分かりいただけたかと思います。

では、いったいなぜDogecoinはここまで人気になったのでしょうか?

過去にDogecoinの知名度を上げた出来事を紹介します。

2014年ソチオリンピックの寄付

前セクションでもお伝えした通り、Dogecoinは少額決済や寄付、チップの送付に向いています。

また、ドージコインのコミュニティと財団がチャリティー活動や募金活動に積極的こともあり、ある出来事が起こりました。

2014年1月、ソチオリンピックを目前に、ジャマイカのボブスレーチームが、「参加資格はあるのに、ソチまで行く余裕がない」という問題に直面していました。

そこでドージコインコミュニティが募金活動を開始したところ、2日間で3万6000ドル相当のドージコインが集まったそうです。

さらにその後、募金活動の第2弾としてアスリートのシヴァ・ケシャヴァンさんにたいする募金も行われたそうです。

これらの募金活動の影響でDogecoinからビットコインへの交換レートは50%も上昇し、知名度も飛躍的に上がるきっかけとなりました。

時価総額10億円到達

2018年1月、Dogecoinは時価総額10億円に到達しました。

Dogecoinが少額でチップに向いていることから、気軽に利用するユーザーが増えたことがきっかけのようです。

ビットコインエンジニアのジェイムソン・ロップ氏がTwitter上でDogecoinの時価総額10億円突破を祝福している様子も取り上げられています。

イーロン・マスク氏がツイッターで賞賛

2019年4月1日、イーロン・マスク氏は自身のツイッターで「ドージコインは私の一番お気に入りの暗号資産(仮想通貨)かもしれない。かなりクールだ。」とツイートしていました

その後、開発者のパルマ―氏とマスク氏はミームにちなんだ茶番のようなやり取りをしましたが、このやり取りもDogecoinにさらなる注目をあつめるきっかけとなりました。

TikTokをきっかけに高値更新

2020年7月、中国発のSNS、TikTok内でDogecoinを宣伝するあるキャンペーンが流行しました。

投稿された動画に「#DogcoinTikTokChallenge」というハッシュタグが付けられ、DOGEを1ドルまで引き上げようと呼びかける内容の者でした。

この際、Dogecoinは過去24時間で約55%の上昇をみせ、足元では0.0042ドルで取引されました。

このトレンドは、イーロン・マスク氏のツイートよりも影響を及ぼしたともいわれています。

Dogecoinの入手・利用方法

Dogecoinの入手・利用方法について解説します。

Dogecoinの入手方法

このように魅力的なDogecoinですが、残念ながら日本国内の暗号資産(仮想通貨)取引所では取り扱われていません

入手方法としては、Dogecoinの公式ページからウォレットをダウンロードして購入するか、海外の暗号資産(仮想通貨)取引所を介して購入する方法があります。

先ほどの説明にもあったように、Dogecoinはチップ機能を導入しているので、チップ文化が盛んなアメリカでは特に人気が高いようです。

Dogecoinの購入にオススメの取引所は、アメリカで運営されているBittrex(ビットレックス)です。

ここでひとつ注意点としてお伝えしておきたいのが、海外取引所は日本円に対応していないという点です。

なので、あらかじめGMOコインなどで日本円で暗号資産(仮想通貨)を購入してからBittrexに送金する必要があります。

Bittrexは日本円にも日本語にも対応していませんので、詳しくはこちらの記事でBittrexの使い方をご覧ください。

Dogecoinの利用方法

Dogecoinはチップや少額決済、寄付などの利用方法でアメリカのユーザーを中心に親しまれています。

アメリカの国民的インターネット掲示板、reddit(レディット)にDogecoinのコミュニティが存在していて、そこにあるマーケットサイトのDogeMarket (ドージマーケット)では活発に利用されています。

ちなみにレディットは、日本でのツイッターや5ちゃんねる(元2ちゃんねる)のような存在です。

このDogeMarketでは、Dogecoinを使って商品を購入したり、ビットコインに交換したりすることができます。

また、Dogecoinは、銀行口座を持たない人への配慮として署名が集まり、Amazonでの決済ができるようです。

参考:Dogecoin Wallet

Amazonのお買い物での利用なら皆さんもなじみがあるかと思います。

Dogecoinを入手するとこのように活用できます。

まとめ

いかがでしたか?

アメリカのミーム発の暗号資産(仮想通貨)、Dogecoinについてお分かりいただけたでしょうか?

Dogecoinは残念ながら日本国内の暗号資産(取引所)では入手することができませんが、チップや少額決済、寄付などに便利なアルトコインなので、興味を持った方はぜひチェックしてみてください。

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