
近頃、フィンテックという言葉をよく耳にしませんか?
フィンテックとは、広範囲の金融系の業界用語を指しています。
例えば、
Line Pay ,PayPay などの「スマートペイメント業界」
Coincheck、DMM bitcoinなどの「仮想通貨業界」
サクソバンク証券、インヴァスト証券などの「FX業界」
などもフィンテックになります。
クラウドファンディング、融資業界、保険業界、ソーシャルレンディング業界もフィンテックの意味を含んでいます。
これらのフィンテック業界へ就職するには、その業界での経験が必要ともいわれています。
なぜなら、仮想通貨・FX業界などは特にニッチな専門知識が必要な業界だからです。そのため、仮想通貨やFX業界にて業務を遂行する上では、深い知識が必要になってくると言えます。
では、フィンテック業界への転職は、業界未経験では難しいのでしょうか?
今回は、フィンテック業界へ賢く転職するための方法をお伝えいたします。
目次
フィンテック業界未経験でも転職できる方法ってあるの?
フィンテック業界では、新卒以外の中途入社をする場合、同じ業界内での転職者が比較的多い傾向にあります。
仮想通貨交換業者A社3月に退職 ⇒ 仮想通貨交換業者B社4月入社
フィンテック業界では、同じ業界内をグルグルと転職し続けている方も数多くいらっしゃいます。
企業側においても、業界の知識があるフィンテック業界経験者を採用するケースのほうが、安心といった風土があります。やはり業界内の人間は、即戦力になると会社側も認識しているからでしょう。
実際、仮想通貨やFXなどの金融知識については、取引をおこなっているだけでは知らない深い知識も数多くあります。フィンテック業界に務めている人でないと知り得ない業界知識も多いのが現状なのです。
しかし、職種によっては、フィンテック業界未経験の場合も、転職できるケースもあります。それでは、どのような職種であれば、フィンテック業界への転職が可能なのでしょうか?
フィンテック業界未経験でも転職可能な職種とは?
フィンテック業界未経験でも、フィンテック業界に転職しやすい職種があります。フィンテック業界未経験でもフィンテック業界に転職しやすい職種は下記2つの職種です。
経理職
「経理職」は、フィンテック業界を未経験でも、転職しやすい職種です。
なぜなら、経理は、 日次・月次・連結決算補助、資金繰り実績、買掛金、手形管理、為替 など 経理業界共通の分野が業務の大枠を占めているからです。
中には、フィンテック業界特有の経理業務もありますが、基本的なやり方をおさえていれば、汎用が効きやすいと言えます。
これまでに、経理業務を数年間おこなっていた方は、業界は違えど、転職しやすい職種といえます。フィンテック業界は、「経理職」を募集している傾向にあります。
フィンテック業界専門の人材紹介をおこなっているキャリアタイフーンにおいてもフィンテック業界の経理職を募集をしています。もちろん、業界特有の専門用語はありますが、半年も経てば次第に用語を理解できるようになるでしょう。
IT関連職
つづいて、業界未経験でもフィンテック業界に転職しやすい職種は、「IT関連職」になります。
具体的には、下記職種になります。
・エンジニア デザイナー
・エンジニア スマホエンジニア(iOS or Android)
・エンジニア フロントエンジニア
・エンジニア バックエンドエンジニア
・エンジニア 運用エンジニア(社内SE)
・エンジニア セキュリティ・エンジニア
・エンジニア ディレクター
・エンジニア プロジェクトマネージャー
・データサイエンティスト
これらのエンジニア職種は、IT業界のみならず、フィンテック業界にもおいても必須な職種です。
なぜなら、WEBシステム開発、HP制作、サーバー運用、ブロックチェーン技術などの職種は、フィンテック業界において最も大切な最先端技術の1つだからです。
エンジニア職は、開発言語であるPHP,Python,Javaなどのプログラミングをおこなうことができれば違う業界のソフト開発をおこなうことができます。
そのため、IT関連のエンジニア職は、フィンテック業界以外からフィンテック業界への転職も可能になっています。
フィンテック業界への転職を専門としている「キャリアタイフーン」においてもIT職の求人を募集しています。
フィンテック業界まとめ
フィンテック業界について先にご案内しましたが、
2020年現在、フィンテック業界は様々な分野があります。
・ スマートペイメント
・ 仮想通貨
・ 融資(レンディング)
・ 法人向けサポート
・ PFM 個人財務管理(Personal Finance Management)
・ 投資・資産運用・ロボアドバイザー
・ クラウドファンディング
・ ソーシャルレンディング
・ 送金・割り勘
・ 保険
・ 金融情報
LINE Pay の割り勘機能が便利!

例えば、LINE pay においても、アプリ上で友人との「割り勘」が可能になっています。数人で居酒屋にいったときの精算をするときに、LINE payの割り勘機能を使い、代表者にその場で送金をして、代表者がレジで支払いをすることができます。
全員がLINE Payを使用すれば、お金に一切触れることなく、オンライン上で会計を済ませることができます。
一昔前までは、電卓で人数を割り、札、小銭を全員から集金していたのがウソみたいですよね!
フィンテック業界の将来性
フィンテック系のビジネスは、今やわたしたちの生活スタイルになくてはならないサービスとなっています。私たちは、買い物を支払いにおいても、PayPayやLINEPayなどのアプリを使用する機会が増えてきました。
金融を絡めたビジネスは、この先、AIなどの人口知能を絡めてさらに発展すること見込まれています。
金融ビジネスにおいても様々なことが自動化される時代が、すぐそこまできています。