
ビットコインの基幹技術であるブロックチェーンには大きく分けて「パブリックチェーン」と「プライベートチェーン」の二種類があります。今回は両者の定義や違いを初心者の方向けに解説したいと思います。
パブリックチェーンとプライベートチェーンの定義
それではまず、パブリックチェーン、プライベートチェーンそれぞれの定義を見ていきましょう。
パブリックチェーン:
仮想通貨の取引情報の記録に用いられるブロックチェーンにおいて、特定の管理主体を置かず、不特定多数の参加者により取引情報の合意形成を行う仕組みです。
プライベートチェーン:
仮想通貨の取引情報の記録に用いられるブロックチェーンにおいて、単一の管理主体が運営・記録を行う仕組みです。
(引用:コトバンク)
つまり、ビットコインなどで用いられるブロックチェーンはパブリックチェーンと言うことができそうですね。
二つのチェーンの違い
上記の定義からもわかるように、二つのチェーンにおける大きな違いは、特定の管理者が存在するかしないかということです。
またほかにも、パブリックチェーンにはだれでも参加できますが、プライベートチェーンには参加者制限があることも、両者の違いの一つです。
パブリックチェーン・プライベートチェーンのメリット・デメリット
パブリックチェーンのメリット
- 誰でも取引に参加できること
- 分散化により、特定の個人による改ざんがほぼ不可能
- 全てのノードにデータが共有され、透明性がある
パブリックチェーンのデメリット

スケーラビリティ問題ってなに?
2020.02.24
スケーラビリティ問題とは ビットコインにおけるスケーラビリティ問題とは、基幹技術であるブロックチェーン(ブロックチェーンについては別記事を参照)において、ブロックの容量が1MBまで...