「江戸バース」という名前を聞いたことがあるでしょうか?

今話題のメタバースの一種で、日本のShinwa Wise Holdings株式会社が構築する「江戸の街」をテーマにした仮想空間のことです。

6/20に、この江戸バースのイメージ画像が発表されたこともあり、2020年のコロナ禍から株価は6倍以上になっています。参考:シンワワイズはS高で約14年ぶり高値、「江戸バース」イメージ画像発表で投資資金が再攻勢

投資家の注目が集まるこの「江戸バース」。特徴や将来性について解説していきます。

メタバースとは

まずそもそもメタバースとは何かについて簡単におさらいをしましょう。

「Meta-verse(メタバース)」は「Meta=超越した」と「Universe=世界」という二つの言葉を組み合わせた造語で、分かりやすく言うと「ネットワーク上の仮想空間」です。

共有型そして永続的な空間において、独自の仮想通貨を発行することで、仮想空間内での経済活動が行えることも大きな特徴です。

より詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。

では次に「江戸バース」について詳しく見ていきましょう。

江戸バースは東証スタンダードに上場しているShinwa Wise Holdings株式会社の100%子会社であるEdoverse株式会社がコンサルティング契約をしているEdoverse Foundationが構築を勧めているメタバースです。

Shinwa Wise Holdings株式会社とは

Shinwa Wise Holdings株式会社は東京都中央区に本社を構える会社で、そのメインの事業は美術品のオークションです。ブロックチェーン関連の事業も積極的に行っており、NFTアート作品のオークションも事業の一環として行っています。SHINWA ART NFT - SHINWA WISE HOLDINGS

江戸バースとは

ではそんな江戸バース、一体どんなメタバースなのでしょうか?

Edoverse Foundationは5月1日、そのホームページ上でコンセプトや事業計画などを公表しました。

 

(0)コンセプト

現代に都市・江戸が存在する仮想空間として、日本文化・芸術への理解を促進する。また、貧困問題を解決するメタバースの構築と運営を行い、教育格差・貢献者への永続的な経済的価値の還元、貢献者全員にチャンスを付与して、ユーザーにとっての第二のふるさとを提供。NFTアートコレクション・取引を通じて文化の発展に寄与しつつ、イノベーションを促進していく。

 

(1)プラン

江戸の町を構築する仮想空間上にトークンによる新たな経済圏を構築。ユーザーが江戸の町を作り、事業を営むというゲームを通じて経済圏を拡大していく。

 

(2)ステークホルダー

德川宗家第19代德川家弘氏、ユーザー、事業への投資家、事業運営者、広告出店者、アート出店者、開発パートナー、経済圏維持に貢献する投資家、Edoverse Foundation、Edoverse株式会社、Shinwa Wise Holdings 株式会社が本事業にかかるステークホルダーとなる

 

(3)ロードマップ

2022年2月:プロジェクトキックオフ・発表

4月:要件定義開始・リーガルストラクチャー確定/ホワイトペーパー公開・ランディングページ公開

5月:江戸バースコミュニティオープン・3Dデザインコンセプト確定

7月:Edo Coban及びEdo Zeniの発行/土地NFT販売開始

12月:プロダクトテスト/アートコンプレックス組み込み

2023年1月~3月【江戸バース】非公開版試作版開始

4月~12月【江戸バース】公開版試作版開始・実証実験

12月末【江戸バース】ゲーム正式開始

 

(4)トークノミクス

イーサリアム規格のERC20によりEdo Cobanと Edo Zeniを発行し、独自のトークン運営を行う 

 

(5)ゲーム

自らのアバターを作り、2022年7月からスタートする仮想空間内の江戸城の周りの土地NFTの売り出しを購入するところから始まる。2023年末の江戸バース稼働後は土地NFT、道具NFT、武器NFTや構築した建物自体の売買や賃貸が可能。仮想空間の中で江戸の町を作り上げ、そこで様々な経済活動を行い、経済圏を拡大していく。

 

(6)アートコンプレックス

ユーザーはゲームを楽しめると同時に、江戸バース内でNFTアートの売買を楽しむことが可能。江戸バース内にアートコンプレックスという複数のギャラリースペースが集積するスペースを構築。現実の社会で画廊業を営む事業者や、コレクター、アーティストたちがそのスペースを利用してNFTアートの販売を行うことができる

 

(7)パートナー

Edoverse株式会社のパートナーとして、まず最初に德川宗家第19代德川家弘氏が最高顧問に就任。江戸バースを監修。

 

(8)江戸バースラボ

Edoverse株式会社の一部門として江戸バースの開発を提案し、江戸バースの構築・運営・管理にかかるコンサルテーションを行う部署のこと

 

参考)Edoverse Foundation、現代に都市・江戸が存在する仮想空間「江戸バース」の詳細を世界に向け発信 - Motto AR

 

また、6/20には江戸バースのイメージ映像もアップされました。

Edoverse

上記の内容からも分かるように、日本人であればなかなかワクワクドキドキする内容じゃないでしょうか。

江戸バース内で用いられる通貨

①Edo Koban

Sepia Paper - Edoverse

用途

・主に江戸バースの転籍、他クランへの転籍、コミュニティ投票に使用します。

・ゼニよりもレアな通貨で、エドヴァースでの重要な行動で獲得することができる。

・江戸バースではステーキングが可能。

・Zeniの配布用。ゼニ購入で80%バーン、20%還元(検討中)

・Mintから3ヶ月間はプレミアムユーザーのみ入手可能(検討中)

②Edo Zeni

Sepia Paper - Edoverse

 

・江戸バースにおける購買活動全般の決済に使用される。

・このエコシステムで最も流通しているユーティリティトークンで、江戸バースでの一般的な貢献から得られる。

江戸バースが抱える問題点

そんな期待の大きい様に見える江戸バースですが、問題点を2つ抱えています。

  1. 注目度があまり大きくない

江戸バースのTwitter公式アカウントのフォロワー数は2824とあまり多くありません。大手メタバースゲームのThe SANDBOXのTwitterアカウントフォロワーが100万人いることを考えると、やはり注目度が低いのかなと思ってしまいます。

ただ、冒頭にもありました通り、Shinwa Wise Holdings 株式会社の株価自体は上昇傾向にあるため、投資家の間ではじわじわと盛り上がりを見せているのかもしれません。

 

  1. ビジュアルスペックが未知数

江戸バースの説明会では「ビジュアルスペックがメタバース史上最高峰になる」という説明があったといいますが、先日公開されたイメージ映像は1024×491pxという解像度で8K等の高画質とは程遠いクオリティでした。

かつすべての写真が薄暗い夜の街を移しており、アバター等のメタバース要素もなかったため、ビジュアルのクオリティが不安要素になっているのです。

 

上記のような問題点をリリースまでにどう解決するかどうかが、将来江戸バースがメタバースを代表する存在になり得るかというところに関わってくるかもしれません。

 

まとめ

いかがでしたか?

今回は日本発のメタバースである「江戸バース」について解説いたしました.

リリース前で情報も少ない中ですが、ひょっとすると大化けする可能性もあるメタバースゲームです。これからも最新情報から目が離せません。

 

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